菩提寺「大岡寺」

ジャパンアニマルセレモニーの菩提寺「大岡寺」

古くは、「龍王山観音院」と号し、俗に、「岡観音」の名で知られています。

ジャパンアニマルセレモニーの菩提寺「大岡寺」です。
古くこの寺は、「龍王山観音院」と号し、俗に、「岡観音」の名で知られている。寺伝によれば、僧行基が諸国行脚に際し、大岡山に一字を建て、白彫の千手観音の木像を安置したのが創まりで、時白鳳十四年(六八六)であったと云う。当山の所在が要害の地で交通も至便であったので武将の布陣となったところもあり、源義綱・鴨長明・源光行・一条兼良などが宿ったことがあった。また、元禄のころには、俳人芭蕉も当山を訪れ友人と会見、「命ふたつ中に活きたる桜かな」の一句を残している。 境内には、史蹟が多く、鴨長明発心の碑をはじめ、芭蕉の句碑、中村栗園、巌谷小波の父一六の記念碑等が点在している。また、山門を入ると右手に放生池・弁天堂があり、春は桜、秋は紅葉の名所として「水口八景」の一つである。